体でしっかりとストレスを感じるのが久しぶりだった。ちゃんと心臓や胃がじくじくするのですごいと思った。まだ感知ができていたのでよかったかもしれない。体がここにいられないと言っている。体はほんとうに正直。迷ったら体に聞けばいいのかもしれない。
 
 
無核アメーバは、やがて活動がおとろえて死ぬらしい。でも無核アメーバにべつなアメーバの核を移植したらそのまま生きるんだって。ぞっとした。なんだかすぐに忘れてしまう。大人になってこそ勉強がたのしい。それもまた忘れてしまうんだろうけど
 
 
友人と健康的なご飯を食べながら、おばさんくらいになったら古民家でお店をやりたいねという話をしていて、料理やコーヒーなんかを勉強しなきゃとわたしが言うと、しなくていいですよ もうおいしいし 真面目すぎるよ  と言われて、はっとした。京都の宿の方にも、がんばらなくていい  東京でも、そのままで と言われた。わたしもがんばるつもりはなかったし、勉強は好きだからいいのだけど、なんだか、でも、そうかもしれない と思った。がんばる 以外にもっと、いい言葉はないんだろうか。がんばる は なんだか 疲労に近いものを暗に含んでいる感じがする。でも、一切がんばらない こともできない。もっと気ままな、でも真剣なニュアンスの他の言葉を、なんだかここ数年ずっとさがしている気がする。
 
 
陶器の青い皿を買った。くぼみがなく平たんで、ものをのせた時こぼれることへの配慮が一切ない。すこし自分に似ている気がしたので、買った。使っていてこぼれたら嫌になるかもな と思ったけどなんとなくほしくて買った。なんとなくだなんて。どうしてもほしいものなんてあるんだろうか。でもわたしは今のところこの皿がすきだな
 
 
夜、人と練習をして、やらないはずの曲を半分コピー・編集して、たのしくて、ああ真剣にバンドやりたいなと思った